私のギャンブル狂時代

中坊の頃から　パチンコにはまっていたので　東京に来てからもすぐにはまってしまった

友達も　根っからのパチンコと酒好きで　中にはパチンコ屋に勤めるものまでいた

　漫画のアシ時代は医者のむすことか　エリート層の子供が　友人だったが　本格的にギャンブルに　はまりだすと　友人は在日韓国人や土方など　低層の人々に変わっていった

しかしながら　収入の面では　大企業の労働者みたいな位置から　吹けば飛ぶような小舟で

仕事しているみたいな不安定な気持ちに変わったが　収入だけはアップしていたし　労働時間も

限りなく減った　その空いた時間で　エロビデオや(洋物３万円）マンガを描いたり　ギャンブルを

するのだった　パチンコはおもに　歌舞伎町や新宿３丁目界隈である　そして地元の東陽町である

とにかく　ジンクス漬けである　雨の日は玉が出るとか　入り口は外から見えるので玉をだすとか

吸い殻が多い台は　粘ったあかしだとか　目に見える必勝法はすべて実践し　さらに内面の心まで　追及し出した

例えば　なんとなく勝ちそうだとか　運のいい人としゃべったから勝てそうだとか…

まったく　根拠のない迷信に動かされていたのだった　友人と一緒だと　勝つまでやるのである

つまり何件もパチンコ屋を梯子するのである　友人は皆　実家が東京で砂町銀座とか　塩浜とかに住んでいた

つまり寝るところがあるのであるが　私は金が尽きると　即ホームレスだから　真剣であり

パチンコ必勝法なるものを買い込み　日夜研究していた

そして　パチンコの大当たりが終了した　その第一球から３０秒以内が　勝負時と発見し

良く勝ったものだ　しかし　その台も　新台に変えられ　消える運命に　とても悲しさを覚えたものである


新宿歌舞伎町で１０万円以上何度も稼がせてもらったムサシ