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小学館と諸星大二郎

小学館と諸星大二郎

私の座っていた机から3メートル右側が 実験人形ダミーオスカー班だった 前が青春動物園ZOOの

  雑誌名はGOROがダミーオスカー Zooが少年サンデーだった…

私の班は 週刊ポストだった 私の会社から少年サンデーの編集になったものもいた
つまり 小学館の金で飯を食っていた会社なのであった

小学館の子会社が集英社であった
 
きのうは 集英社育ちの諸星大二郎の壁男という本を読んだ

実に面白い 諸星大二郎の伝奇ロマンやSFは実社会のたとえ話であり 実社会の妖怪

みたいな人間を比喩してかくのが 天才的にうまいし もう天才と言い切ってもいいだろう

絵の力もバカボンドよりうまい 木場の現代美術館で生原稿を見たが うますぎるのだ

 この壁男は 現代社会SFとして見ると 星新一や筒井康隆 そして藤子不二雄と
比べると 大したことはない

壁男の本に載っている 夢の木の下に続く連作がすばらしいのだ 字で書いても
わからないが とにかく いいのである

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