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映画ブレードランナー考

映画ブレードランナー考

自分が まだ青春の頃に見た映画の一つだが やけに今でも考えさせられる それはなぜか?
スケアクロウ タクシードライバー イージーライダー ミッドナイトエキスプレス そしてブレードランナー等が 私の青春映画といえる 映画群だ どれもが古臭く 見ようとは今は思わない ただひとつを除いて…

東京駅の八重洲スター座という いまは無き映画館で見た ブレードランナーという映画だ
その時は 斬新な未来の街の映像とハリソンフオードとレプリカントとの 戦いにくぎ付けになったものだ

しかし最後のシーンで戦闘型レプリカントのバッティことルドガーハウアーの哲学的セリフで 死んでいったが
よくわからなかった しかし私も年をかさね その意味がわかってきた

人間というものは 宇宙的に見ればほんのわずかな時間を生きる 長いか短いかなどどうでもいい 熱く生きたかどうか それをバッティことルドガーハウアーは言いたかったのだなとわかった

それにしても 人間というのはいつ死ぬかわからない まるでレプリカントの悩みと一緒だ その不安感と希望が
ないまぜになった生きる姿が 妙に心に突き刺さる 再度ブレードランナーのあらすじを見てみよう

2019年地球は荒廃し、人類は宇宙の開拓のために人造人間レプリカントを作り出した。レプリカントは当初奴隷として扱われていたが、彼らにもやがて感情が生まれた。そして人類への反撃が始まる。そういった人類に反乱するレプリカントを始末するのがブレードランナー、デッカード(ハリソン・フォード)だ。ブレードランナーの仕事に疑問を抱き、辞めていたデッカードだが、バッティ(ルトガーハウアー)率いる反乱軍に仲間であるブレードランナーを殺されたことをきっかけに、職に復帰・・・

レプリカントには 寿命があり その寿命の期間を知っているのは 発明開発したタイレル博士だけなのだ
まるで 人間社会そのものであり タイレル博士は 神に相当するわけだ

2001年宇宙の旅に匹敵する SFの名作なのも頷ける 生老病死に悩んだブッタと同じ根源的なメッセージを
含んだ映画だったんだね


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